障害に関する「研究」と「教員養成」,
そして「地域への貢献」

福島大学特別支援教育研究室は、専任教員2名(研究者教員)、特任教員2名(県立特別支援学校の校長・教員経験者)で構成されています。学類での教員養成に加えて、教職大学院での高度専門職業人としての教員養成も担っております。また別ページにありますように、2025年4月からは特別支援教育研究室を母体とした「福島大学発達支援研究所」を設置いたしました。
研究・教育の観点から地域の特別支援教育の充実に努めてまいります。

 

 

― 研究室のメンバー ―

教  授  髙橋 純一 (特別支援教育,認知心理学)  個人webサイト

感覚・知覚・認知の多様性およびそれらに関連した障害観の形成と変容(障害理解),障害概念と障害モデルなどの基礎研究を行っています。さらにアファンタジア(イメージが浮かびにくい)の研究も行っており,児童生徒のアファンタジアの実態解明も行っています。


講  師  和田 恵 (特別支援教育,応用行動分析学)

自閉スペクトラム症やADHDなど、発達障害の傾向があるお子さんを対象として、主に社会的コミュニケーションを扱っています。小学校の通常学級や特別支援学級、放課後等デイサービス、民間の療育機関等と連携しながら、人の気持ちの読み取りについて研究してきました。お子さんと保護者の方とかかわりながら、活動の見通しの持たせ方、コミュニケーション、体の動かし方等について支援を行います。


特任教授  小檜山 宗浩 (特別支援教育)  教職実践研究科【教職大学院】

特別支援学校や教育行政機関で勤める中で、多くの子どもたちや保護者の皆様、先生方と出会い、たくさんの学びを得ました。「地域で必要なサービスは地域でつくる」との言葉もあります。未来のふくしまを築く子どもたちが、より良い生活、より良い人生を築くことができるように、その知識や経験を生かしたいと考えています。共に歩んでいきましょう。


特任教授  柳沼 哲 (特別支援教育,重複障害教育)

特別支援教育の視点から「教育的ニーズ」に応じた支援のあり方や重複障害のある子どもへのかかわり方について研究しています。また、医療的ケア児を取り巻く環境調整や理解促進についても取り組んでいます。


大学院生 (2025年度)

(M2)脇坂茉里(現職,福島県立石川支援学校),遠藤汐莉(現職,福島県立いわき支援学校)
(M1)牧野圭子(現職,福島県立郡山支援学校),大坂憲裕(学部新卒)

― お知らせ ―

2025年8月12日 webサイトを立ち上げました。